ひふみプラスの特徴は?手数料・運用実績の分析・購入できるおすすめ証券会社を紹介

ひふみプラスの特徴は?手数料・運用実績の分析・購入できるおすすめ証券会社を紹介 投資信託

レオス・キャピタルワークスが販売するひふみシリーズのうち、証券会社ではなく直接購入するタイプの投資信託が『ひふみ投信』です。「守りながら増やす・運用する人の顔が見える」をコンセプトに、10年以上の分析可能な実績を持ちます。

これから投資信託を始める人にも分かるよう、ひふみ投信の特徴とメリット・チャートや運用実績の分析を紹介します。

ひふみ投信の特徴・運用実績

「ひふみ投信」はひふみシリーズのうち最も古い投資信託で、国内の中小成長株・海外株(先進国&新興国)を運用資産とする積極運用型ファンドです。

【参考】レオス・キャピタルワークスの「ひふみシリーズ」の違い

ひふみ投信:運用会社から直接購入する。ノーロード&信託報酬の段階的引き下げが特徴。

ひふみプラス:販売会社(証券口座等)を通じて購入する。3.24%の購入手数料がかかるが、証券会社によりキャッシュバックがあり、最低額100円からの積立も可能。

ひふみ年金:iDeCo口座で購入可能。60歳になるまで利益確定不可。

「ひふみ」はファンドマネジメント歴30年の藤野英人氏が率いており、同氏を知る投資家から支持を得ています。

藤野氏の理念のひとつ”ボトムアップリサーチ”は、堅実かつ地道に経営する成長企業に対し、実際に足を運んで調査する方法として知られています。経済動向のに対する深い分析と実際の調査を通じて「上がりそうな株」を見つける、独自の手法が魅力的です。

ひふみ投信(追加型)の基本情報 ※5月16日時点
純資産額 128,567百万円
基準価格 45,106円
決算回数/年 年1回(9月決算)
投資先の種類(カテゴリー) 国内株式(中型成長株)・海外株式
参照ベンチマーク 積極運用型
主な組入銘柄 協和エクシオ、東京センチュリー、光通信など国内株式
リスクメジャー 3(平均的)

2008年に設定され、5年後の2013年頃から純資産額を一気に伸ばしました。実際にパフォーマンスが優れていること・メディア露出が増えたことの2つがきっかけです。

近年では貿易戦争に起因する世界的株安が一因となり、純資産額の変動は低調です。とはいえ、ほとんど同じ戦略&実績を持つ「ひふみプラス(販売会社を通じて購入できる投信)」は、現在でもSBI証券・楽天証券で販売ランキング5位以内をキープする人気ぶりです。直接販売型のひふみ投信も、同様の高い支持を得続けているものと予測できます。

資産構成比

ひふみ投信の組入銘柄&資産構成比

引用:レオス・キャピタルワークスの紹介ページ(リンク)

ひふみ投信の組入銘柄は、12%程度の外国株式を除きすべて国内株です。組入銘柄全体のうち8割は時価総額300億円以上の中~大型株で構成されており、利益追求に偏らない堅実な運用であることがわかります。

【「ロボテック」の資産構成比(2019年4月の月間レポートより抜粋)】

国内株式(中小成長株):85.3%

外国株式:12.7%

現金等:2.0%

ひふみシリーズの運用レポートでは「アクティブシェア(日経平均等のベンチマークとの乖離率)」も報告されており、安定して80~90%程度を保っているのも好印象です。

投機的な運用を避け、積極運用型ファンドに不安を抱く投資家でも参入しやすい特徴を持ちます。

運用コストの評価

ひふみシリーズ内で特にひふみ投信が優れていると評価できる点は、ノーロード(購入時手数料無料)であることです。

保有期間に応じて信託報酬が段階的に引き下げられるのは、直接販売型投信ならではのメリットと評価出来ます。5年以上の長期運用を視野に入れている人なら、各証券会社で人気の「ひふみプラス」と実質利回りに差をつけることができますよ。

ひふみ投信の基本情報(2019年5月16日時点)
購入時手数料 無料
信託報酬 保有期間に応じて段階的に引き下げ
5年未満:1.0584%
5年~10年⇒年 0.8584%(税込)
10年~⇒年 0.6584%(税込)
信託財産留保額 なし
その他管理費(実費) 監査費用:年率0.0054%
売買委託手数料等:実費(年率0.19~0.20%)
実質運用コスト 年率0.8484%~1.2584%程度
運用方式 ファミリーファンド方式

運用実績の分析

ひふみ投信の運用実績を徹底分析

ひふみ投信の騰落率、シャープレシオは次の表のとおりです。(2019年5月16日時点)

ひふみ+戦略ファンドの運用実績
運用期間 シャープレシオ トータルリターン
1ヶ月 2.91%
3ヶ月 8.32%
6ヶ月 1.78%
1年 1.92(1.76) -8.64%
3年 0.50(0.35) 12.50%
5年 1.03(0.86) 15.83%
10年  ー 16.67%
設定来 157.49%

貿易戦争や世界的株安に影響され、直近では運用成績がマイナスになっています。これは他のファンドも同様に影響を受けているので、ひふみ投信のデメリットとは言えないでしょう。

直近1年ではマイナスとなっているものの、3年・5年で10%以上もプラスになっていることは注目に値します。3年以上保有していれば、世界的な株安の煽りを受けてもプラスを維持できる、という成績は驚異的と言えるでしょう。

レーティング&表彰歴

モーニングスターのレーティングでは☆5つの評価となっています。アクティブファンドなのに比較的低コストで、パフォーマンスも優れているのが評価されているものと考えられます。

ひふみ投信は人気のあるファンドで表彰歴も多く、次のような賞を受賞しています。

ひふみ投信の受賞歴(2019年5月現在)
受賞年 受賞詳細
2019年 R&I ファンド大賞 2019 投資信託10年部門/国内株式部門 最優秀ファンド賞
2019年 R&I ファンド大賞 2019 NISA/国内株式部門 優秀ファンド賞
2018年 R&I ファンド大賞 2018 NISA/国内株式部門 優秀ファンド賞
2018年 投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2017 第6位
2016年 グッドデザイン賞

ひふみ投信が向いている人・向いていない人

ひふみ投信は外国株も含めた積極運用型のため、為替変動を含む高いリスクを持ちます。優秀なファンドマネージャーによる十分な実績・それを示す分かりやすい運用レポートが公開されており、運用中定期的に確認できるに人に適した投資信託です。

ひふみ投信が向いている人

  • 5年以上の長期運用を検討している人
  • 定期預金等の元本確保可能な資産がある人
  • インデックス投資も併用している人
  • 株や債券・国際市況に高い興味を持っている人

ひふみ投信には配当益がなく、あくまでも「再投資による長期的運用」をコンセプトとしている点に要注意です。すぐに使える十分な現金資産を確保した上で「より市場分析力の高い人に運用をおまかせしたい」という人に向いています。

購入できる証券会社

「ひふみ投信」は、レオス・キャピタルワークス公式サイトで口座開設すると購入可能です。開設後は入金するだけで、自動的に運用が始まります。

【「ひふみ投信」の購入の流れ】

  1. 運用会社公式サイト(リンク)から口座開設申し込み
  2. マイナンバー・本人確認書類のアップロード
  3. 「口座開設通知書」(簡易書留)の受取
  4. 指定の方法で入金
  5. 積立で購入したい場合、初期設定

確定申告不要の特定口座が開設できるほか、NISA口座・つみたてNISA口座を開くことも可能です。

証券口座を利用したいなら「ひふみプラス」がおすすめ

まったく全く運用方針・実績をもつ「ひふみプラス」なら、取扱いのある証券会社で購入可能です。5年以内の短期運用を検討している人・損益通算の手間を省きたい人なら、ひふみプラスのほうが向いています。

これから証券会社に口座開設する場合は、できるだけ購入時手数料の優遇制度がある口座を選びましょう。

「ひふみ投信」が購入できる証券会社
証券会社名 最低購入金額 積立買付 購入時手数料の優遇
SBI証券 100円 積立買付なら実質無料(全額キャッシュバック)
楽天証券 100円 積立買付なら実質無料(全額ポイントバック)
GMOクリック証券 100円 なし
松井証券 100円 買付方法に関わらず実質無料(全額ポイントバック)
マネックス証券 100円 積立買付なら実質無料(全額ポイントバック)

ひふみ投信と同じように「ひふみプラス」も実質ノーロードで購入できる証券会社なら、楽天証券・SBI証券・マネックス証券がおすすめです。

SBI証券・楽天証券のメリット:

業界最多水準の投信取り扱い数&ネット銀行連携でもっとお得になる

マネックス証券のメリット:

iDeCo口座でも「ひふみ年金」が運用できる

ひふみシリーズは信託財産留保額(解約時の手数料のようなもの)がかかりません。まずは証券会社で「ひふみプラス」を運用し、続けられそうなら売却して資金を「ひふみ投信」に移行するのも良いでしょう。

まとめ

ひふみ投信について、特徴や運用実績などをご紹介してきました。「ひふみ投信」はレオス・キャピタルワークス株式会社でのみ取り扱っているファンドですが、同内容の「ひふみプラス」は多くの証券会社が取り扱っている人気のファンドです。

カリスマファンドマネージャーが率いるファンドに投資をすることで、投資の初心者で何に投資をしたら良いのか分からない人も資産運用で利益を得られる可能性が高まるでしょう。ぜひ、ひふみ投信やひふみプラスへの投資を検討してみてください。

 

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