Folio(フォリオ)はシンプルな「テーマ別分散投資」ができる!特徴・メリット&デメリット・評判を紹介

Folio(フォリオ)はシンプルな「テーマ別分散投資」ができる!特徴・メリット&デメリット・評判を紹介 証券会社

Folio(フォリオ)は、2017年夏にβ版サービスがリリースされ、2018年夏に本格スタートしたテーマ投資型オンライン証券サービス「FOLIO」を運営する証券会社です。

関連企業にまとめて投資する「テーマ投資」が特徴の証券会社で、テクニカルな銘柄分析をしなくても直感で投資できるのが特徴です。2018年10月には、LINE Financialと提携しLINEから投資できる「LINEスマート投資」の提供も開始しました。

今回は、そんな新しい証券会社であるFolio(フォリオ)について、取引手数料などの特徴や投資できるテーマなど、詳しく解説します。

Folio(フォリオ)の特徴

Folioなら「応援しているテーマ」「注目されていて経済界にインパクトを与えそうなテーマ」を選ぶだけで、株式による資産運用が始められるサービスです。チャートや銘柄に関する情報を集めなくても、新聞や雑誌から入手できる最新トレンド情報に敏感であれば、誰でも投資を始められます。

Folio(フォリオ)のテーマ一例

各テーマに含まれる銘柄の情報も見やすく整理されており、そのテーマの値動き・収益率を一望できます。自分で株式のポートフォリオ(投資先の構成)を組まなくても、予測されるリスクや過去の実績を簡単に把握できます。

Folio(フォリオ)はテーマ詳細画面も見やすい

「自分で企業を発掘してテクニカルな分析までやらなくてはならない」「価格変動によるリスクや収益率を計算しなくてはならない」というプレッシャーから解放されて、誰でも気軽に投資できるのがfolio(フォリオ)の魅力です。

10万円から有名企業へ分散投資できる

Folioで投資できるテーマは約90種類で、各テーマは有望企業3~10社の株で構成されています。1テーマあたりの最低投資額は10万円前後で、必要な資金は一般的な株式取引の約20分の1です。

株はその銘柄ごとに1,000株・100株といった最小取引単位(単元数)が決められています。一般的な証券会社では、各銘柄の最小取引単位を上回る注文しか受け付けてくれません。
Folio(フォリオ)では売買最小単位を下回る「単元未満株」を扱っており、1社あたり1株~10株を10社まとめて1テーマとしています。その結果、大幅に最低投資額を下げることに成功しました。

テーマには知名度の高い企業の株が含まれるものも多く、少ない資金で大企業の株主になれるのも魅力的です。

Folio(フォリオ)で購入できるテーマの一例
テーマ 構成企業 直近1ヶ月の
リターン
現金のない便利な社会の到来!
キャッシュレス・ジャパン
ソニー
ティーガイア
クレディセゾン
ラクーンHLDG
デジタルガレージ
GMOペイメントゲートウェイ
エヌ・ティ・ティ・データ
インテリジェント ウェイブ
野村総合研究所
丸井グループ
+2.23%
伝統と最先端、2つを兼ね備えた日本の古都 京都任天堂
ジーエスユアサコーポレーション
日本電産
村田製作所
ローム
日本新薬
京セラ
堀場製作所
島津製作所
オムロン
+9.00%
「オマハの賢人」バフェットに学ぶ銘柄選びもしバフェットが日本株を買ったら オービック
ヤマハ
ジェイエイシーリクルートメント
SHOEI
パイロットコーポレーション
ピジョン
カカクコム
エービーシー・マート
アリアケジャパン
ベネフィット・ワン
+4.19%

最近1ヶ月での収益(リターン)のランキング上位のテーマを紹介すると、下の表となります。直近1ヶ月の日経平均株価は+1.5%程度だったこと振り返ると、全国の有望株が含まれるテーマ投資の収益性の高さがうかがえます。

投資できるテーマのリターンランキング(2019年4月12日時点)
テーマ 直近1ヶ月のリターン
サーバーセキュリティ(ミニ) +17.9%
キャッシュレス(ミニ) +13.3%
インダストリアルロボット +9.8%
VR(仮想現実) +8.5%
京都 +7.4%

※(ミニ)は、ミニテーマ

自分にあうリバランスが簡単にできる

リバランスとは「投資先の比率を変更」を意味します。低リスク銘柄は追加買付をして保有数を増やす・高リスク銘柄は売却して保有数を減らすことで、収益とリスクのバランスを整えることが出来ます。

Folio(フォリオ)では、購入するテーマ内の銘柄比率を随時調整することができます

購入時のリバランス

テーマを購入する際、投資家が思い描くリスク&リターンに合わせて、テーマ内の構成株比率を4パターンから選ぶことが出来ます。

Folioは予測リスク&リターンが選べる

それぞれの投資スタイルにコンセプトがあり、株初心者から上級者までかんたんに戦略的運用が出来ます。

Folioで選べる4つの投資スタイル

  • バランス型:中リスク&中リターン/1~3年の短期運用向け
    …リスクとリターンのバランスをとった基本的な投資スタイル
  • ディフェンス型:低リスク&低リターン/1~3年の短期運用向け
    …銘柄の価格変動リスクをなるべく抑えることを狙う投資スタイル
  • グロース型:高リスク&高リターン/5~10年の長期運用向け
    …銘柄の成長性を重視し、企業の更なる成長を狙う投資スタイル
  • バリュー型:低リスク&中リターン/5~10年の長期運用向け
    …割安銘柄を購入し、適正価格になるまでの値上がり幅を収益として得るスタイル(上級者向け)

購入後のリバランスも提案してくれる

テーマの購入をした後も、定期的に資産構成比率の変更(リバランス)をする必要があります。価格変動により、購入当初に指定した比率が崩れてしまうからです。

Folioでは、個別に3ヶ月に1度のペースで「リバランスの提案」が行われています。これを参考にマイページ上で株保有数の比率を指定することで、簡単に最適なポートフォリオを維持することができます。

テーマ選びが難しいと感じたら「おまかせ投資」もOK

テーマ選びそのものが難しいと感じた場合、ロボアドにポートフォリオ作成からすべて一任できる「おまかせ投資」も可能です。国内の単元未満株ではなく海外ETF(上場投資信託)を運用することで、世界中の株や債券に分散投資できますよ。

Folio(フォリオ)はロボアド運用もOK

簡単な質問に答えて投資スタイルを指定するだけで、AIがポートフォリオを作成してリバランスも行ってくれます。テーマ投資が面倒になってしまった時の選択肢としておすすめです。

手数料は一律0.5%~1.0%!

folioの取引手数料は、テーマ投資は購入金額の0.5%(最低50円以上/税抜)・おまかせ投資なら預入資産の1.0%(税抜)です。シンプルで分かりやすい手数料体系は魅力的ですね。

大手ネット証券で単元未満株を取引する際は0.5%~0.54%の手数料がかかります。様々な金融商品を扱う本格的な証券会社と比較しても、folio(フォリオ)は適切な水準の手数料と評価できます。

特定口座対応で確定申告不要

Folioでは源泉徴収ありの特定口座を開設できるため、確定申告は不要です。面倒な税計算をせずに済むため、サラリーマンや主婦でも手間をかけずに運用できます。

特定口座では、1年間の損益レポートを翌年1月頃に発行しています。他の証券会社でも資産運用している人は、自分で残高推移を確認することなく税申告に必要な情報をもらえますよ。

デメリット1:NISA口座は対応していない

folio(フォリオ)は証券会社や銀行と異なり、NISA口座に対応していません。運用で得た収益には、必ず20.315%(住民税・復興所得税含む)で課税されます。

株式や投資信託の利益に対する課税(20%)を、年間上限120万円・最大5年間非課税とする税制優遇口座のことです。非課税期間が終わると、手続きをして運用残高を翌年以降のNISA口座に持ち越し、再び5年間の税制優遇を受けながら運用できます(ロールオーバー)。

投資の実質的な利回りは、課税部分に大きく左右されます。少額で運用を始める人にとってNISAは「なるべく利用したほうがいい」制度にあたり、folio(フォリオ)の弱点でもあります。

デメリット2:株主優待・議決権のない投資先が多い

単元未満株を扱うfolio(フォリオ)では、株主優待と議決権を得られる銘柄はほとんどありません。
どちらの権利も「100株以上保有する投資家にしか付与しない」と決めている企業がほとんどだからです。

したがって、株のリターンとして期待できるものは、配当金と売却益に限られると考える必要があります。「応援している企業のサービスをお得に利用したい」という目的で株取引をする人には、folioはあまり向きません。

Folio(フォリオ)の評判・メリット

Folio(フォリオ)を実際に使ってみた人からは「アプリが見やすくて簡単」「テーマがたくさんあって面白い」といった意見が寄せられています。敷居の高いイメージがあった株取引を直感的に行えるのは、folioならではのメリットと評価できます。

Folio(フォリオ)の評判・デメリット

一方で「テーマに沿っていない企業が入っている」「リターンが良くない」などの意見もありました。株取引の経験がある人・銘柄分析力の高い人にとっては、自分好みの投資戦略を十分活用できるとは言えないため、満足度が低くなりがちです。

低コスト&少ない資金で分散投資できる選択肢として「投資信託」もおすすめです。
他の証券会社を検討してみたい人はこちらの記事も参考になりますよ。
『投資信託におすすめの証券会社5社を紹介!証券会社の選び方も知っておこう』

Folio(フォリオ)の口座開設方法

Folio(フォリオ)の口座開設方法は、かんたん4STEPで完了します。本人確認書類(運転免許証やマイナンバー等)があれば3STEPで完了し、最短翌営業日から取引が開始できます。

Folio(フォリオ)の口座開設方法
STEP1:ウェブサイトから申し込み
STEP2:口座開設書類を受け取り
STEP3:本人確認書類と一緒に返送
STEP4:「口座開設通知」を受け取って、ログイン

本人確認書類のアップロード提出を利用すれば、STEP2とSTEP3を同時に完了できます。郵送物を往復させる必要がないため、おすすめできます。

まとめ

Folio(フォリオ)では、気になるテーマを選ぶだけで有望株&成長株に分散投資を始められます。各テーマには名だたる大企業銘柄も含まれており、証券会社で購入する場合の20分の1程度(約10万円~)で最適な資産構成比を保ちながら株主になれますよ。

一方で「特定口座やNISA制度に対応していない」「株主優待や議決権がもらえない場合もある」という点には留意しましょう。これから株の勉強を始める人の最初のステップとして・他の証券会社で投資信託などを運用中の人のサブ口座としておすすめできます。

テーマの全種類と構成株銘柄の内容は、登録者することで確認できます。

気になった人はアカウントを開設して、どんな運用が出来るのか確かめてみましょう。

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